阿部哲茂法律事務所 トピックス

法律の話題を載せております。

2019.03.30

【伊塚允耶】

コラム

花粉症について

弁護士の伊塚です。
この時期になると毎年花粉に悩まされ,くしゃみと鼻水が止まらない日々を過ごしております。症状が悪化した日には頭痛や倦怠感が伴うこともありますので,春の訪れを心から楽むことができずに非常に残念な思いです。

花粉症関連としては,最近では愛媛県において,車を運転中,花粉症による連続したくしゃみなどの症状で事故を起こし,3人を死傷させたという刑事事件がありました。
裁判官は「事前に花粉症対策の薬を服用していたとしても,症状が出てしまった以上,速やかに運転を中止しなければならない」と判示して,禁錮3年,執行猶予4年の判決となったようです。
私も運転中にくしゃみが出てしまうこともありますので,運転等に際しては最新の注意を払う必要があるなと改めて感じた次第です。

花粉症の皆様は,どうかお気をつけ下さい。

2018.11.07

【大神亮輔】

コラム

交通事故研修

先日,福岡で交通事故の研修を受けてきました。
交通事故事件を非常に多く取り扱っている裁判官が講師の研修で,裁判官ならではの視点から,主張・立証における着眼点や,参考資料などについて,非常に示唆に富む話を聞くことができました。
日常的に扱っている分野だからこそ,日々研鑽を深めなければならないと改めて実感した研修でした。

2018.10.22

【木村治枝】

コラム

スポーツの秋

秋晴れが心地よい季節となりました。
今回は,弁護士業務とは離れて,「スポーツの秋」と題しました。

運動とは程遠かった私ですが,ゴルフにはまり,もうすぐ2年が経とうとしています。
いろいろなところに行くことができますし,ゴルフ場ごと,季節ごとにそれぞれ違う景色が楽しめます。

気温も涼しくなり,ゴルフシーズン真っ只中です。
次のコースは・・・と楽しみにしています。

木村治枝

2018.09.29

【伊塚允耶】

コラム

台風について

台風24号が近づいております。
この台風は大型で非常に強い勢力を保っており,福岡においても大雨や強風により大きな被害をもたらす可能性がありますので,十分にご注意ください。

ここ数年,台風を始めとした自然災害が多く発生したことから,災害関連のご相談が増えてきております。
例えば,高低差のある土地において,大雨等が原因により土砂崩れが発生し,下方の土地に損害を及ぼした場合,土地の管理が不十分であった場合には,仮に天災が原因であったとしても損害賠償責任を問われる可能性があります。
また強風によりベランダにおいていた物が飛ばされ,他人に損害を与えた場合も同様です。

天災の場合には,大雨や強風により通常は起こり難い事態が生じることがありますので,予防措置を十分に講じるべきであろうと思われます。

2018.09.20

【阿部哲茂】

コラム

同一労働・同一賃金

本年6月29日に長澤運輸事件最高裁判決があり,また,7月に働き方改革法案が国会を通過したことから,各法律事務所が行っている講演会やセミナーは「同一労働・同一賃金」一色です。ちなみに,私も参加予定の来週開催される九州経営法曹大会も2日間とも「同一労働同一賃金」がテーマになっています。
 長澤運輸最高裁判決は企業に厳しいもので,各企業におかれては,これまでの各種「手当」の見直しを行うことが必要になってきます。また,これまでに増して,高年法による高齢者の雇用や契約社員の雇用等に係る労務管理も必須です。

2018.01.11

【大神亮輔】

コラム

新年最初の更新です

皆様,本年もよろしくお願いいたします。
正月気分も抜け,バリバリ働くぞ,というところですが,新年早々非常に寒くなっているうえ,周囲からはインフルエンザでダウンした,という話もちらほら聞こえてまいります。

体調を崩しやすい時期ですので,皆様もどうぞご自愛ください。

2017.11.11

【阿部哲茂】

コラム

民事裁判手続のIT化

平成29年6月9日に閣議決定された「未来投資戦略2017」の中には以下のとおり司法手続のIT化を目指すことが明記されています。「迅速かつ効率的な裁判の実現を図るため,諸外国の状況も踏まえ,裁判における手続保障等総合的な観点から,利用者目線で裁判に係る手続等のIT化を推進する方策について速やかに検討し,本年度中に結論を得る。」
 今まで,「書面」が裁判の中心を占めていましたが,これからは,裁判所には電子メールで訴状や答弁書をすべて送る時代になるかもしれません。物の本によれば,ちなみにドイツは,民事裁判の電子化が進んでおり,2022年1月までには裁判所に提出される書面はなくなり,すべて電子化されるそうです。来年の3月までには,日本の裁判の電子化についても一定の方向性が出る予定ですが,どのような結論になるのか,非常に興味があります。

2017.02.20

【阿部哲茂】

コラム

公務員関係判例研究会

昨年4月から内閣官房内閣人事局主催の公務員関係判例研究会に参加させていただいており,先週の木曜日も東京まで行って参りました。月に1回の頻度で永田町で開催されるため,出張の負担はなかなかのものです。同研究会に参加される弁護士は総勢18名ですが,私は若い方から4番目位で,全くヒヨッ子扱いされています。ただし,出席される弁護士の方々は,公務員関係だけでなく,通常の労働法においても大家の先生ばかりなので,議論を聞くだけで私自身が大変勉強になっています。弁護士になると日々事件におかれ,判例を本格的に検証することはほとんどありませんので,時間の都合がつく限り,同判例研究会に積極的に参加して自己研鑽していくつもりです。

2017.01.16

【大神亮輔】

コラム

交通事故ゼミ

本年もよろしくお願いいたします。

福岡県弁護士会交通事故委員会に所属している関係で,若手会員向けの交通事故ゼミの講師役をさせていただいているのですが(私も心はまだまだ若手です),今年度のゼミ(全10回)が今日終了しました。
さまざまな論点や制度,事件処理の上での注意点を中心にざっくばらんな議論をするのですが,わかっているつもりでも,いざ説明しようとするとどう説明しようか考えてしまう部分も多く,講師役といいながら勉強させてもらいました。また,他の弁護士の事件処理や依頼者対応を見ていると,自分の仕事に活かそうと思うアイディアも多くあり,とても刺激になります。
来年度も講師をしなければならないようなので,今年度以上にきちんと講師役を務められるよう頑張ろうと思います。

2016.10.30

【大神亮輔】

コラム

出張先の裁判所

先日,名古屋地裁に行く機会がありました。
福岡地裁小倉支部,福岡高裁・地裁本庁に行く機会はよくあるのですが,全く違う地域の裁判所というのは,緊張する反面,「こんなに違うのか」と感心するところでもあります。
名古屋地裁は地上12階ですが,1階の広さはそんなに広くありません。また,名古屋城を背にしており,厳粛な雰囲気でした。

もっとも,一番衝撃的だったのは,法廷のドアの持ち手に装飾が施されていたところでした。さすが全国有数の大規模庁,と感じたところです。
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